作家生活二十年の平野啓一郎さん。批評・エッセイ集『考える葦』刊行を記念して、
平野さんと武田砂鉄さんによるトークイベントを開催いたします。本書はこの四年間に
書かれた六十七篇の論考を集成したもの。『透明な迷宮』、『マチネの終わりに』(2019
年秋、映画公開決定)、『ある男』(二年ぶりの長篇小説)執筆時に作家は何を考えていた
のでしょうかーー。
本イベントでは舌鋒鋭く社会を批評する武田砂鉄さんを聞き手に、平野文学が内包する
社会性について語っていただきます。批評と小説の関係、現実世界と作品世界の関係など、
平野文学の方法論が明かされる一夜となることでしょう。
日時:平成30年10月22日(月)19時~
会場:ハロー会議室神保町10階
〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-10 新駿河台ビル10階
(当店の斜め向かいのビルで1階にICI石井スポーツ神田本館様があります)
当店にて『考える葦』(キノブックス/税込2,160円)をご購入の方先着90名様にトークイベント参加券を差し上げます。
お電話でのご予約も承ります。
※トーク&サイン会には参加券が必要です。
※トーク終了後ご希望の方は平野さんのサイン会に参加できます。
サインは『考える葦』(キノブックス)にいたします。
ご希望の場合は参加された方のお名前を入れて頂けます。
※トーク終了後のサイン会は参加券の番号順のご案内となります。
参加ご希望の方はお電話でご予約ください。
ご予約お電話:03-3233-3312(午前10時~午後8時・おかけ間違いにご注意ください。)
(撮影:瀧本幹也)
平野啓一郎さんプロフィール
1975年愛知県生まれ。北九州市出身。小説『日蝕』(芥川賞)『葬送』『滴り落ちる時計たちの波紋』『決壊』(芸術選奨文部科学大臣新人賞)『ドーン』(ドゥマゴ文学賞)『かたちだけの愛』『空白を満たしなさい』『透明な迷宮』『マチネの終わりに』(渡辺淳一文学賞)『ある男』、批評・エッセイ集『私とは何か~「個人」から「分人」へ』『「生命力」の行方~変わりゆく世界と分人主義』など著書多数。
武田砂鉄さんプロフィール
1982年生まれ。東京都出身。大学卒業後、出版社勤務を経て、2014年からフリー。『紋切型社会ーー言葉で固まる現代を解きほぐす』で第25回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞。他の著書に『芸能人寛容論』、『コンプレックス文化論』、『せいのめざめ』(益田ミリ氏との共著)、『日本の気配』がある。2016年、第9回(池田晶子記念)わたくし、つまりNobody賞受賞。