掲載日:2022年2月14日
1986年に旧ソ連のウクライナのチェルノブイリ原子力発電所4号炉で起きた原子力事故がチェルノブイリ原子力発電所事故です。巨大原発事故に遭遇した人々の悲しみと衝撃とは何か。本書は普通の人々が黙してきたことを、被災地での丹念な取材で聞き取った珠玉のドキュメントです。1998年に刊行され2011年に文庫版となった旧版に比べて約1.7倍の増補改訂が施された完全版となりました。
著者のスヴェトラ-ナ・アレクシエ-ヴィチさんはベラルーシの作家でジャーナリストです。2015年に「我々の時代における苦難と勇気の記念碑と言える多声的な叙述に対して」ノーベル文学賞を受賞しました。本書は2005年に全米批評家協会賞ノンフィクション部門賞を受賞しています。
営業推進部R.S.
スタッフの読後コメント
この本を読む前と、読んだ後では少し自分の位置が変わっているような感覚があります。そのズレのような感覚が何なのかを追求したくなると思います。
大宮店Y.K.
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