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コンセプト

長年育まれてきた伝統と実績がお客様の信頼の証しです

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古書店での創業から新刊書店へ、そして昭和に入ってからは学生が必要なものは全てそろう「学生のデパート」へと発展し、その後も各地に支店展開をはかる中、神保町本店は国内有数の総合書店として多くのお客様に知られてきました。
知的情報の集積地・神田神保町で育まれてきた伝統と実績は、時代に合わせて変化するお客様の要求にお応えしてきた証しといえます。三省堂書店神保町本店は、これからもお客様の信頼にお応えできるよう日々研鑽と挑戦を続けてまいります。


明治14年、創業当時の三省堂書店

明治14年、創業当時の三省堂書店。界隈の書店は、神保町通り(現・すずらん通り)沿いに10軒ばかり。駿河台下のほうにも数軒。そのうち今でも業界に身を置くのは三省堂、有斐閣、東京堂、冨山房など。当時は人力車に乗って東京見物をする人たちに、車夫が「これが有名な三省堂、あちらが東京堂でございます」と説明したとのこと。

書籍のほか、文具から用品雑貨まで

当時は周辺に多くの大学が創立される一方で、印刷技術が未発達なため、新刊どころか古書も非常に貴重で高価な時代でした。そこで三省堂は書店だけでなく自ら多くの辞書を出版し、「辞書の三省堂」の礎を築きました。
その後、大正4年には出版・印刷部門が分離し株式会社三省堂を設立。一方の三省堂書店は着実にお客様のニーズに応え、新刊書店として成長を続けました。

本社屋を改築

昭和に入ると「学生のデパート」として、標本、模型、楽器、レコード、学生服、洋品雑貨、眼鏡、運道具、化粧品、薬、煙草などあらゆる商品を扱い、また自社ブランドの文房具の開発や食堂部の経営など、百貨店さながらの多角的展開をおこなっていました。
時代が戦後に移ると、活字への飢えや景気回復に後押しされ出版業界は活況を呈し、また高度成長期に急増した読書人口を背景に売上は急成長し、情報産業として書店の地位を確立したのです。

神保町本店

昭和56年、半世紀の歴史を持つ旧社屋を改築し、創業100周年事業として新神田本店(現・神保町本店)を開店。以降、大型総合書店として知識を求める多くのお客に最新の情報を発信してきました。 近年ではアウトレット書籍や電子書籍の販売、そして雑貨ショップ「神保町いちのいち」の併設など、常にお客様の幅広い要求にお応えし歩み続けます。

令和4年5月に建て替えのため一時閉店となった神保町本店から徒歩3分の神田小川町で仮店舗として営業するのが神保町本店(小川町仮店舗)です。 各階にバランスよくジャンルを配置し、1階は新刊・話題の本コーナーとすることで、旧神保町本店のスタイルを継承いたします。

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