掲載日:2022年4月12日
4回に渡りご紹介いたします「お客様推薦本フェア」
今回は『忘れられない・・・』編です。
その時の自分の「状態」や「環境」の中で、その時に手に取った本が、まるで神の導きかのように
思えた時に、一生忘れられない本になるような気がします。
本フェアは2022年5月8日まで神保町本店1階で開催しております。
神保町本店は2022年5月8日で一時閉店いたしますが
これからも、本というバトンをつなぎ続けます!
「昨日星を探した言い訳」河野裕
世界観に魅せられました。
※『いなくなれ、群青』などで知られる河野裕さん初の単行本小説(担当:O)
「ガラスのうさぎ」高木敏子 武部本一郎
小学校2年生の時に初めて読んだ本。戦争の事を知らなかった8才の私にとっては、何もかもが衝撃でした。
※このタイトル「ガラスのうさぎ」は江戸切り子の職人だった著者の父親が作ってくれた置物で、東京大空襲に遭った実家の焼け跡から溶けた状態で見つかったそうです(担当:O)
「わたしの幸せな結婚」顎木あくみ 高坂りと
ありがちな予定調和の結末からの大逆転。ハマってしまいました。
※株式会社ヒナプロジェクトが提供する小説投稿サイト「小説かになろう」から生まれた作品です(担当:O)
「おやときどきこども」鳥羽和久
大人になって随分経ちますが、子供の頃に傷ついた思い出が甦る事があります。そんな時に手に取りたくなる1冊です。
※子育てに悩む親御様にぜひ(担当:O)
「ブードゥーラウンジ」鹿子裕文 奥村門土
コロナ禍で大好きなライヴハウスへ足を運べなくなり、その間ずっと、そして今に至るまで心の支えになってくれた1冊。まるでお気に入りの音楽アルバムのように何度も読み返すこと23回。
※モンドくん似顔絵を描いてもらいたいですね(担当:O)
「夜と霧 新版」ヴィクトル・エミ-ル・フランクル 池田香代子
ナチスの強制収容所の過酷な体験。いかに希望を捨てずに生き延びるか、だらだら生きている自分には衝撃でした。
※私が何も語るまでもない、大名著です(担当:O)
「めざめれば魔女」マ-ガレット・マ-ヒ 清水真砂子
「魔女憧れの人」への入門書
※映画もオススメです(担当:O)
「の神話」ケント・グリ-ンフィ-ルド 高橋洋
人の選択の不自由さを知り、思考の枠組みが広がった。
※選択しその結果を受け止めるのは本当に全て「自己責任」?て思うとき、私もあります(担当:O)
「推理大戦」似鳥鶏
「圧巻!」
※最強探偵を決める世界戦(担当:O)
「エモーショナルきりん大全」上篠翔
エモいという言葉じゃ足りないくらいヒリついている。身を切るほどの情緒と迅さ、それらを絶妙に切り取れる自虐的な優しさ、それらが絡んで捻って出来上がる気持ちよさ。
自ら望んで幸せにならないことを選んで、そうすることでしか幸せになれない人がここにいる。
※私も上篠さんの詩が大好きです(担当:O)
「みんなとおなじくできないよ」湯浅正太 石井聖岳
私も友人も読む度に泣いている。
※日本中の全ての親子に読んでもらいたい本ですね(担当:O)