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「ジェネレーションフェア」1970年代~2000年代を振り返る その1「1970年代」

大阪万博、よど号ハイジャック事件、沖縄返還、ロッキード事件、オイルショックの1970年代。
チェルノブイリ原発事故、グリコ・森永事件、バブル経済、ベルリンの壁が崩壊した1980年代。
バブル経済の崩壊、湾岸戦争、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が起こった1990年代。
アメリカ同時多発テロ、北朝鮮拉致被害者5名の帰国、民主党政権、リーマンショックの2000年代。
政治や事件だけでなく文化や芸能やスポーツなどあらゆるジャンルから40年間を回顧します。
※過去に実店舗で開催したフェア商品を掲載しているため現在は品切の商品もございます。あらかじめご了承くださいませ。

ヘビ-デュ-ティ-の本

(1970年代・ファッション)

アメリカのアースムーブメントに由来する“ヘビーデューティー”を、1970年代に日本に紹介し、一大ブームを巻き起こしたライフスタイル図鑑を復刻。イラスト・ルポの第一人者・小林泰彦が、山と海外での豊富な経験をもとに、アウトドアウェアやギアの原点を解説し、単なるファッションではないヘビーデューティーの思想を語る。

アイドル進化論

(1970年代・芸能)

放課後の教室で聴いた、テレビでいつも流れてた、あのアイドルたちの歌…。なぜ、こんなにも夢中になってしまうのか?70年代から今にいたるアイドルの歴史をたどり、その深層をさぐる。前人未到の、アイドルの社会学。
日本のアイドル文化は70年代に始まる。以来、ピンクレディー、松田聖子、AKB48まで著しい進化を遂げてきた。その深層を探る。

山口百恵は菩薩である

(1970年代・芸能)

かつて、一人の貧しい少女が歌手となり、ひたむきな歌の力で日本を浄化した。優雅な美しさに至った彼女は、「菩薩」と呼ばれた。究極の百恵伝説を描き上げ、歌謡曲評論を思想にまで高めた革命的名著、完全版となって、いま甦える!!

山口百恵

(1970年代・芸能)

無数のアイドルが生まれては消えゆくなか、なぜ私たちは、彼女だけは忘れられないのか―。芸能界デビューから40年。膨大な文献と資料から、本人と関係者の発言を徹底収集。「伝統」と「革命」を同時に達成した、歌謡史上の奇蹟「山口百恵」とその時代を活写した画期的評伝。

「よど号」事件最後の謎を解く

(1970年代・事件)

1970(昭和45)年に発生した赤軍派グループによる「よど号」ハイジャック事件はいまだ解決されない謎が残されている。平壌に向かって飛び立ったはずの「よど号」はなぜソウル金浦空港に降りたのか。日本航空の現地対策本部事務局長として事態の推移を間近に見た著者が、当時の緊迫した状況をたどり、金浦で姿を消した米国人乗客の存在とその背後にあった日米韓の連携に迫る。米国人乗客のその後の消息、北朝鮮で“再教育”されたハイジャック犯と日本人拉致の関係を新たに加筆、事件の全体像を初めて明らかにした貴重な証言。

「よど号」事件三十年目の真実

(1970年代・事件)

昭和四十五(一九七〇)年三月三十一日に発生した赤軍派グループによる日航機「よど号」ハイジャック事件は、乗客の全員無事救出、身代わりとなった山村運輸政務次官、コックピット・クルー、機体の帰還をもって解決を見た。だが、そこにはいまだ解明されていない一つの謎が残っている。あのとき、福岡での給油後、ピョンヤンに向けて飛び立ったはずの「よど号」はなぜ、ソウル金浦空港に降りたのか。現地対策本部で陣頭指揮をとった日航OBが、事件の経緯を忠実にたどり、「よど号」に偶然乗り合わせた米国人の存在こそ、「金浦偽装着陸」の謎を解く鍵であったことを初めて明かす。事件の様相を一変させる決定的証言である。

あさま山荘銃撃戦の深層 上

(1970年代・事件)

一九七二年、日本中を震撼させた連合赤軍。その幹部に吉野雅邦という男がいた。小・中学校の同級生で事件直前まで吉野と家族ぐるみで親交を深めていた著者が、事件後の往復書簡を含めてその心の遍歴を辿りながら、裁判記録や関係者からの聞き取りを重ねて、かつてないアプローチで「あの事件」に迫る。

あさま山荘銃撃戦の深層 下

(1970年代・事件)

印旛沼から榛名山、あさま山荘へ。事件はいよいよクライマックスに。一七人もの殺害に関与した吉野。若きエリートをあれほど残虐な行為に駆り立てた革命思想とはなんだったのか?総括の実態、私刑の経過。息詰まる心理描写で明かされる「連合赤軍」の素顔とは?今なお親交を続ける著者による渾身の作。

連合赤軍「あさま山荘」事件

(1970年代・事件)

死者三人、負傷者二十七人、動員された警察官のべ十二万人、報道陣六百人。テレビ中継の視聴率は史上最高を記録。厳寒の軽井沢の山荘で何が起きたのか?当時現場で指揮をとった著者のメモを基に、十日間にわたって繰り広げられた戦後警察史上最悪の事件の一部始終を克明に再現した衝撃のノンフィクション。

あさま山荘1972 上

(1970年代・事件)

あさま山荘銃撃戦・同志殺害の当事者として死刑判決を受けた著者が、20年の沈黙を破り、初めて明かす事件の全容。

あさま山荘1972 下

(1970年代・事件)

初めて明かす山荘内部の10日間。ブラウン管に映し出されなかった銃撃戦の情況。同志殺害の罪を背負い苦悩する当事者の心の内を綴るドキュメント。

あさま山荘1972 続

(1970年代・事件)

死刑確定後に書かれた異例の書。戦後史の中で未だ謎を秘めた連合赤軍事件の実相に迫る、当事者の記録。

ひとびとの精神史 第5巻 万博と沖縄返還

(1970年代・出来事)

高度成長の陰で築かれた犠牲の構造―浸潤していく「日米体制」、抗いの声は現代を問う。

大阪万博

(1970年代・出来事)

1970年大阪万博を語るうえで必携の書。未発表の写真を多数収録。また、「紀元2600年記念日本万国博覧会」に端を発する日本における万国博計画の歴史を時系列に追い、大阪万博計画のすべてを現存する資料を基に解説。「21世紀」に胸躍らせた大阪万博という名の奇跡。

なつかしき未来「大阪万博」

(1970年代・出来事)

関係者へのインタビュー(上田篤・小松左京・今井祝雄各氏)で初めて明かされるエピソード・裏話をはじめ、各界の専門家・愛好家が万博への熱い思いや鋭い批評を展開。書き下ろしコラム、貴重図版、記録写真も収載。小松左京氏最後のインタビューも収めた映像DVD(約50分)、万博会場の地図・年表の折り込み付録つき。

沖縄返還後の日米安保

(1970年代・政治)

1970年代は沖縄返還が果たされた一方、米軍基地の集中化が進行した時期でもあった。なぜこの時期に基地の「固定化」が方向づけられたのか。これまで本格的な歴史研究が殆んどされてこなかった沖縄返還前後から80年代の動きを、日米両国の史料や聞き取り調査をもとに分析。多様に絡み合う要因を追及し、今日まで続く沖縄基地問題の起源に迫る。

混沌と抗戦

(1970年代・文化)

世界文学、天皇概念、宗教思想、革命論争、同時代作家・文化との連関、そして11・25―国内外30名を超える豪華執筆陣による多彩な三島論を一挙に結集。豊饒なる混沌に満ちた三島由紀夫の淵源へと肉迫し、いまだ謎に包まれたその全体像を闡明する。国際三島由紀夫シンポジウム記念論集。

三島由紀夫と全共闘の時代

(1970年代・文化)

あの日、日大芸術学部で、あの日、安田講堂の前で、あの日、新橋ガード上で、鮮やかに蘇る記憶と記録の中、三島由紀夫の残した「謎」と「矛盾」を解き放つ!血と死と狂瀾の時代を“三島由紀夫”で今に読み解く、洗練と鮮烈の新・文化論!

三島由紀夫

(1970年代・文化)

三島事件を初めて映画化した若松孝二監督と記録映画作家・森達也との対談などを増補。

インパクション 193 オイルショックから40年

(1970年代・経済)

さよならジャンボジェット

(1970年代・経済)

蒸気機関車熱狂時代!昭和の爆煙

(1970年代・経済)

自分の足と体だけが頼りで、駅弁が唯一のご馳走だった…。蒸気機関車に魅了され写真を撮り続けた著者の、懐かしい全国行脚の記録。夢中で煙を追いかけた日々が蘇る貴重な写真を多数収録。

ウ-マンリブがやってきた

(1970年代・出来事)

全共闘運動、ベトナム反戦、性解放、ヒッピーカルチャー、アングラ文化etc…混沌が花と開いた70年代は、ウーマンリブ=女性解放運動の登場により、男も変革を迫られた時代だった。戸籍研究の第一人者である著者が、日々の暮らしの中から追求してきた解放の軌跡と、ともに時代をきり拓いてきたリブの女たち、男たちの記録。

多摩ニュ-タウン物語

(1970年代・経済)

全国に普遍的に存在する「団地住宅」は、高齢化や老朽化に抗して、健全に、しかも生きいきと機能し続けることが可能か否か?多摩ニュータウンは都市計画、建築計画、住宅計画について約半世紀かけて壮絶で壮大な実験を繰り返してきた極めてユニークな「都市」である。初期開発実現から40年を経た多摩ニュータウンの全貌を解き明かす。

ファストフ-ドが世界を食いつくす

(1970年代・経済)

ハンバーガーやフライドチキン、いまや全世界を席巻するファストフードの背後には、巨大化した食品メーカーや農畜産業の利益優先の不合理がはびこっている。化学薬品、香料まみれのハンバーガーの味を刷り込まれる子どもたち、専属契約で廃業に追い込まれる農地や牧場、そして労働者の搾取。ファストフード産業は地球環境と人々の健康を害し、自営農民や労働者、そして文化の多様性を破壊している。わずか半世紀で荒廃したアメリカ人の食と農業構造を緻密な取材と圧倒的筆力で描いた衝撃の書。最新状況をふまえた追記も掲載。

赤軍派始末記

(1970年代・出来事)

京大入学、ブント・三派全学連再建、赤軍派結成、大菩薩事件、よど号ハイジャック、日本赤軍、連合赤軍事件、獄中生活、「拉致」疑惑……「すべて」を知る元赤軍派議長が自己史を通して初めて明かした新左翼裏面史の改訂版。

四大公害病

(1970年代・出来事)

四大公害病とは、水俣病、新潟水俣病、イタイイタイ病、四日市公害を指す。工場廃液などが痙攣、激痛、発作といった重い障害を多くの人にもたらした。当初、企業は工場との関係を否定。だが医師・研究者らが原因を究明し、1960年代末以降、患者が各地で提訴。70年代半ばまでに次々と勝利した。本書は高度成長の「影」である公害病の全貌を明らかにすると同時に、21世紀の今なお続く“認定”をめぐる国と被害者との訴訟・齟齬も追う。

コモディティ戦争

(1970年代・経済)

米国発の金融資本主義に綻びが見える中、投機マネーのターゲットは穀物、金、原油といったコモディティ市場に移っている。いびつな価格形成と市場の乱高下が国民生活に影響を及ぼしている今、健全なマーケットへの改革の方途と、「先物思考」の真の意義を明かす野心作。

第48代横綱大鵬幸喜

(1970年代・スポーツ)

NHKラジオ第一のラジオ深夜便で2009年5月に放送の大鵬が相撲道を語った音声や1964年に力士生活を語ったCD付書籍。秘蔵写真と資料で辿る昭和の大横綱、栄光の軌跡。

知られざる大鵬

(1970年代・スポーツ)

芳子夫人と娘たち、弟子たち、親しかった友人たちへの取材を通して「人間大鵬の素顔」に迫る!綿密な周辺取材を通して描き出した渾身のノンフィクション。

パ-フェクトじゃない人生

(1970年代・スポーツ)

いまを一生懸命、楽しんでいるから過去に興味がないのかもしれない。まさに生涯現役。最初で最後の「中山律子自伝」

日本赤軍とのわが「七年戦争」

(1970年代・出来事)

東大安田講堂、あさま山荘、ひめゆりの塔事件で過激派集団と対峙してきた著者が、今まで記してこなかった「よど号&ドバイ・ハイジャック」「シンガポール・シー・ジャック」事件等での対決の日々を描く。「外事警察」はいかにして「70年代の危機」を乗り越えていったのか。「ミスター危機管理」最後の闘い。

日本赤軍とは何だったのか

(1970年代・出来事)

人はなぜ闘争に立つのか…?パレスチナと共に生きた著者が、初めて日本赤軍の内部事情を語る。最後に語られる、あの時代…。日本赤軍からパレスチナ・コマンドへ。1970年代のアラブの地から2000年に日本で解散宣言となった「日本赤軍」を解き明かす。

残留日本兵

(1970年代・出来事)

「恥ずかしながら帰って参りました」―。残留日本兵といえばすぐに思い浮かぶのが、横井庄一や小野田寛郎、そして、“水島上等兵”。彼らの苦難の歳月は、自伝をはじめ多くの書籍や映像で描かれてきた。だがいずれも悲劇の英雄として語られ、時々で話題を集めたにすぎない。本書は、アジア各地で綴られた全記録を辿り直すことで、「大日本帝国崩壊後」の残留日本兵たちの真の姿を明らかにする、初の試みである。

小野田寛郎は29年間、ルバング島で何をしていたのか

(1970年代・出来事)

第2次世界大戦終結から29年目にフィリピンのルバング島から帰還した小野田寛郎は日本軍の極秘任務を帯びた情報将校だった。陸軍中野学校の関係者が語る小野田寛郎の実像と何か。鍵となるフィリピンに隠された金塊の謎に、未公開資料をもとに鋭く迫る。

ひとびとの精神史 第6巻 日本列島改造

(1970年代・出来事)

誰のための“公共”なのか。高度成長が終わり、開発と抵抗がせめぎ合う。繁栄の陰で積み上がる代償―新しい生き方の模索がはじまる。

田中角栄の新日本列島改造論

(1970年代・政治)

「角サンなら今の日本をこう変える!」日中関係、原発、農業改革…。“決断と実行”の政治家田中角栄なら、日本が抱える難局をどう乗り切るか―。元側近や政治家…、角栄を知る14人が証言!ウラ話満載!1972年―。『日本列島改造論』はこうして生まれた。

日中国交正常化

(1970年代・政治)

1972年9月、戦後30年近く対立していた中国と国交が結ばれた。この国交正常化交渉は、その後も続く歴史認識、戦争賠償、台湾問題、尖閣諸島など日中関係の論点が凝縮されていた。また冷戦下、アメリカとの関係維持に腐心しながら試みられたものだった。本書は、外交記録、インタビューなどからこの過程を掘り起こし、政治のリーダーシップに着目し、政治家、官僚たちの動きを精緻に追う。現代史を探る意欲作。2011年11回大佛次郎論壇賞受賞

コンコルド狂想曲

(1970年代・経済)

1960年代、超音速旅客機の開発をめぐり国家間のプライドがぶつかり合った経緯を紐解きつつ、超音速旅客機の将来を予測する。

ベルサイユのばら 1

(1970年代・文化)

『ベルサイユのばら』は1972年に週刊マーガレットで連載開始以来、40年余にわたって愛読されるロングセラー。フランス革命を背景に展開される人間ドラマは、マリー・アントワネット、オスカル、フェルゼンの出会いから始まった!

中東戦争全史

(1970年代・政治)

戦争、内戦、テロ……。なぜ今、中東地域で惨禍が繰り返されるのか? その理由を、パレスチナやイスラエルの歴史、中東をめぐる大国の思惑、数次にわたる中東戦争から、詳細にわかりやすく解説します。そして、[新版]では2001~2016年までを大幅加筆。今なお続くシリア内戦や、中東の新たな脅威である『イスラム国(IS)』登場の真相にも迫ります!

金大中事件最後のスク-プ

(1970年代・事件)

金大中が日本で韓国中央情報部により拉致されてから37年。事件を執拗に追い続けたジャーナリストが掴んだ驚愕のスクープ。自衛隊員の関与・官房機密費で彼らを隠蔽した後藤田正晴・韓国真実委の調査を妨害した日本外務省…。ジャーナリストの執念が暴く日本外交の暗部。

ニクソンとキッシンジャ-

(1970年代・政治)

リチャード・ニクソンは一九六九年からの激動の五年半、アメリカ大統領として国際政治の表舞台に立っていた。現在、彼の名はウォーターゲート事件とともに記憶されているが、その任期中は、側近ヘンリー・キッシンジャーとともに、ソ連との関係修復、米中和解、ベトナム戦争終結という、冷戦期における外交上の大きな成果を挙げている。二人が構築した、現実主義に基づく外交戦略とは何だったのか、その真髄に迫る。

軍艦島と巨大廃墟たち

(1970年代・出来事)

謎解きモナ・リザ

(1970年代・出来事)

絵画史上、最高傑作と名高い『モナ・リザ』。晩年のダ・ヴィンチが手を加え続けたこの未完の名画には、どんな仕掛けが、隠されているのか!?斜めに交差して配置された不機嫌な表情と柔和な表情。画家の署名代わりに描かれた胸元の紋様。そして最大の謎、モデル問題…一枚の名画を読み解くことを通して、究極の鑑賞眼である“画家の眼”が手に入れられる!愛人の美少年による『モナ・リザ』売却事件など、新事実も満載の決定版。

長嶋茂雄最後の日。

(1970年代・スポーツ)

昭和49年10月14日、長嶋が現役引退した1日を完全再現。引退を決めた瞬間から、あのフレーズが生まれた経緯まで本人が明かす。

ブル-ス・リ-命を焼きつけた100分

(1970年代・文化)

なぜ、人々はこの映画にこれほど熱狂したのか。差別と迫害を乗り越えて、ブルースが映画「燃えよドラゴン」に込めた想いとは? 独自取材で明らかになった壮絶な32年間の物語。

エクソシスト

(1970年代・文化)

女優クリスの娘リーガンを突如襲う異変。ひとりでに揺れ動くベッド。部屋を包む冷気。そして少女は激しく変貌し、男の声で叫ぶ。彼女に何が起きたのか?だが、汚辱に満ちた黒ミサの痕跡が教会で発見され、クリスの友人である映画監督が惨殺されるに至って、事態は『悪魔憑き』の様相を見せはじめた。クリスは神父カラスに助けを求めたが、そのときはまだ知らなかった…目の前で善と悪との闘争がはじまろうとしていることに!ディーン・クーンツが絶賛したホラーの傑作。

オーメン

(1970年代・文化)

6の月、6の日、6の時刻―待望の初子が死産だったことを妻に告げず、同じ時刻に生を受けたみなしごを養子に迎えた米国大使。その子「デミアン」こそ、黙示録に予言されていた悪魔であった。ホラー映画の金字塔『オーメン』(1976年)の脚本家が自ら執筆したベストセラー小説。

マリア・カラス

(1970年代・文化)

圧倒的な個性と声で聴衆を圧倒し、一世を風靡した「プリマ・ドンナ」マリア・カラスの魅力を、憑依する巫女力から探る。残されたCDタイトル・映像タイトルの詳細な解説、舞台の全出演記録、人物評伝、追悼座談会などを収録。

イワン・デニーソヴィチの一日

(1970年代・文化)

全世界は驚きと感動で、この小説に目をみはった。当時作者は中学校の田舎教師であったが、その文学的完成度はもちろん、ソ連社会の現実をも深く認識させるものであったからである。スターリン暗黒時代の悲惨きわまる強制収容所の一日を初めてリアルに、しかも時には温もりをこめて描き、酷寒(マローズ)に閉ざされていたソヴェト文学界にロシア文学の伝統をよみがえらせた芸術作品。

ペレ自伝

(1970年代・スポーツ)

フットボールの「王様」が、偉大なる人生をすべて語った。伝説の名勝負はもちろん、貧しい生い立ちから、学校教育、メディアや有名人とのつきあい方、噂のスキャンダルまで…知られざるエピソード満載の、自伝の決定版。

70年代アナログ家電カタログ

(1970年代・文化)

オーディオ、テレビ、冷蔵庫……。レトロデザインが楽しく懐かしい1970年代前後のニッポン家電の製品カタログ約530点を公開。

蘇る!70年代スーパーカー

(1970年代・文化)

70年代スーパーカーベスト30
スーパーカーショー再検証
スーパーカーグッズアルバム
ブームの生き証人 ンタビュー
全日本スーパーカー選手権
ブーム時に活躍した伝説のスーパーカー
池沢早人師想い出のスーパーカー
ジュニアスポーツ自転車の世界
幻のヤタベRS
スーパーカー・ギャラリー
など

怪獣少年の〈復讐〉

(1970年代・文化)

覚えてろよ!怪獣が出てメチャメチャにしちゃうからな!ぶっ壊しちゃうからな!子どもたちに向けて夢と希望とともに死と現実を突きつけた70年代特撮ドラマの一群。その目的は何だったのか?巻末に作家・福井晴敏とのロング対談を収録。

今を生き抜くための70年代オカルト

(1970年代・文化)

UFO、UMA、超能力、心霊写真、ピラミッド・パワー、ムー大陸などの70年代オカルトは、どこから来て、どこに向かったのか?本書は、筆者が子供時代に体験した昭和オカルトブームの検証から始まり、その発祥をたどり、日本で“オカルト”と呼ばれているものの実態に迫ろうというものである。そこからみえてくるのは、社会現象としてのオカルトブームに映し出される戦後日本や僕らの姿なのだ。ネット時代の今、個人はオカルトの自由ともいえる状況を謳歌している。混迷する21世紀を生き抜くためにも、きみもオカルト好きをカミングアウトしようではないか!

懐かしの女の子事典’70年代篇

(1970年代・文化)

サンリオやリカちゃん人形、魔女っ子メグちゃん、赤毛のアン…。1970年代の女の子たちを夢中にしたあれこれを集めた保存版。

子どもの遊び黄金時代

(1970年代・文化)

本書に詰め込まれているのは、1970年の小学生たちが、ごく日常的に楽しんでいた「遊び」の数々です。いわゆる懐かしい「昭和の遊び」にもある程度は親しみながら、同時に後の80年代的なオタクカルチャーにも染まっていた70年代っ子は、どっちのカテゴリーにも落ち着くことのできない「すき間」の世代なのだと思います。そして、この「すき間」は、60年代的な外遊びと、80年代的なオタク系の遊びの両方を楽しめた、いわば遊びの「黄金時代」だったのかな、という気もします。

ぼくらの60~70年代熱中記

(1970年代・文化)

キイハンターの千葉ちゃんに憧れ、ピンキラで恋の季節を知り、おれは男だ!で森健に教えられ、燃えよドラゴンでアチョーと叫び、がきデカで「死刑!」を連発した60~70年代の青春がよみがえる。

70年代

(1970年代・文化)

エコノミックアニマル、小市民、カネが全ての時代。閉塞感漂う21世紀社会の端緒は70年代後半にあった。若者が若者の体温を持っていた70年代。その時代の光と影を記す。

夢を食った男たち

(1970年代・文化)

70年代は歌謡曲の黄金時代だった。テレビ番組「スター誕生」は、百恵、淳子、昌子の「花の中三トリオ」をはじめ、数々のスターを産み出し、一大ムーブメントを巻き起こした。60年代後半からGSブームやピンク・レディー、小泉今日子らアイドル全盛時代を作り上げた阿久悠による同時代ドキュメント。

プロ野球1970年代

(1970年代・スポーツ)

王貞治、長嶋茂雄、田淵幸一、山本浩二…。スーパースターが続々と登場したプロ野球「黄金の時代」を振り返る。『週刊ベースボール』表紙コレクション、球団別クロニクル、記録ランキングなどから、懐かしい記憶を新たに呼び起こす。

特撮全史

(1970年代・文化)

時代を超えて連綿と受け継がれるキャラクターから、異彩を放つ数々の個性的な作品群まで!懐かしいだけではない、研究に値する1970年代を切り取ったビジュアル満載の「10年史」誕生!

ザ・クロニクル戦後日本の70年 6  1970-74成長の歪み

(1970年代・文化)

ザ・クロニクル戦後日本の70年 7 1975-79価値観の転換

(1970年代・文化)

懐かしMAX

(1970年代・文化)

1970年代生まれに直撃するプロ野球、プロレス、テレビ、音楽、ゲーム、漫画など、懐かしのネタを詰め込んだ一冊。

ジャングル・クル-ズにうってつけの日

(1970年代・政治)

史上初めて戦場の光景がTV中継されたヴェトナム戦争。単なる軍事支援がいつしか「アメリカの戦争」と化し、大国の威信は大きく傷ついて、時代は一変した。最初期の外交戦略から軍事、報道、写真とプロパガンダ映画、さらに戦後の社会変容、文学や文化への影響まで、多面的な考察を通じてヴェトナム戦争と二〇世紀文明の核心に迫る。

ベトナム戦争と平和

(1970年代・政治)

ベトナム戦争とは、どのようなものだったのか?人々の暮らしの変化や今も残る傷跡を含め、元従軍カメラマンが写真とともに伝える。

キャパになれなかったカメラマン 上

(1970年代・政治)

生き生きと躍動していた仲間の記者、カメラマンたちが、突然骸になる。沢田教一、一ノ瀬泰造、盟友テリー・クー…。戦場という極限状況の中で、出会い、競い、励まし合いながら成長した若者たち。戦争の真の姿を伝えようとした、著者と仲間たちの、血と涙の従軍記。第40回大宅荘一ノンフィクション賞受賞作。

キャパになれなかったカメラマン 下

(1970年代・政治)

「ジャーナリストのせいでアメリカは負けた」とまで言われたベトナム戦争。大阪の毎日放送を退社し、単身ベトナムへ。米ABC放送のTVカメラマンとなり、以降1975年にサイゴンが陥落するまでの10年間、ベトナム戦争を取材し続けた著者による、生身の記録。戦争報道の光と影を描き切る。第40回大宅賞受賞作。

秘密解除ロッキ-ド事件

(1970年代・事件)

田中角栄逮捕はアメリカの虎の尾を踏んだためか?三木武夫首相は、事件にどのように対応したのか?CIAと児玉誉士夫の関係。チャーチ小委員会はどこまで真相に近づいたのか?…アメリカで発掘した文書をもとに、新たな視点からロッキード事件を見直す。2017年第21回司馬遼太郎賞受賞。

冤罪

(1970年代・事件)

「キッシンジャーにやられた」オヤジは言った。そして日本は田中角栄を失った。自らも「郵便不正事件」で特捜部による「冤罪」を目の当たりにした著者が、あの事件の司法、マスコミに改めて問う角栄の無実。「側近中の側近」がはじめて明かす!アメリカは角栄の何が目障りだったか。「オヤジ」が枕元から離さなかった著者執筆の「極秘資料」全文を初公開!

政争家・三木武夫

(1970年代・政治)

「金脈問題」で退陣する田中角栄の跡を襲った「クリーン三木」の正体は、想像を絶する「政争の怪物」だった。大物を振り回し、世論を惑わせ、敵は徹底的に葬る―。混迷する政局を泳ぎ回った稀代の策略家の実像とは?注目の論客・倉山満が、世の「角栄ブーム」にとどめを刺し、かつて日本政治にあったはずの「政治の定跡」を蘇らせようとする、文庫書き下ろしの意欲作!

児玉誉士夫闇秘録

(1970年代・政治)

戊辰戦争に敗れた福島・二本松藩士の末裔に生まれた早熟な反逆者の少年は、七歳で母を失い、義姉のいた朝鮮に渡る。弟は養子に出され、父は日本に帰国するが、関東大震災の犠牲者となる。孤児となった児玉誉士夫は半島と日本を行き来しながら、数々の辛酸を戦前に嘗めている。後に、国内の政財界のみならず、右翼の大立者、闇社会の首領、CIAエージェント、日韓交渉の密使として国際人脈を築き、「ロッキード事件の陰の主役」となる。昭和のフィクサー、その男の原点は何処にあったのか。

植村直己・夢の軌跡

(1970年代・出来事)

日本人初のエベレスト登頂に続き、世界初の5大陸最高峰登頂を果たした1カ月後、植村は1枚のたたんだ紙を畳の上に広げ「南極の地図です」と言った。ここを単独で横断するのが自分の次の目標だ、とも。16年にわたり植村の活動を支え、夢を共に追ってきた著者がつづる冒険家の肖像。見たい、体験したい欲求を、植村は生涯追い続けた―。

北極圏1万2000キロ

(1970年代・出来事)

極北の村シオラパルクでの極地生活と犬ゾリのトレーニングを終え、植村直己が次に向かったのは、グリーンランドのヤコブスハウンからアラスカのコツビューまで1万2000キロにおよぶ途方もない犬ゾリ行だった。ブリザードに行く手を阻まれ、ソリを海中に落とし、白熊の恐怖におびえ、食糧不足と重労働でハスキー犬たちを次々に失ってしまう。それでも1年半をかけて完全走破した、植村直己の不滅の記録である。

児玉誉士夫巨魁の昭和史

(1970年代・政治)

最近の日本政治は小粒になった」という声をよく耳にします。料亭政治も今は昔、民主党政権時代には党内実力者が若手を居酒屋に集めて割り勘で政治談議に花を咲かせたとか。いうなれば、政治を裏であやつる存在がいなくなったことのあらわれです。本書の主人公である児玉誉士夫は、そんな政治とは正反対、表に出ることなく、まさに裏舞台を縦横に駆け巡った人物でした。戦前は右翼団体の大立者として、戦後は政界のフィクサーとして、昭和という激動の時代をどう生き抜いたのか。CIA文書など、アメリカ側に残された秘密資料から、その実像に迫ります。

新左翼とロスジェネ

(1970年代・政治)

団塊ジュニアが論じる新左翼団塊ジュニア、いわゆるロスト・ジェネレーション(失われた世代)に属する記者が、戦後の新左翼運動とその周辺を描いた文学を紹介しながら、現代の連帯を模索した注目作。自分探しの行方とは?

新左翼とは何だったのか

(1970年代・政治)

新左翼とは、1960年代、旧来の共産党や社会民主主義政党を「既成左翼」と呼んで批判し、矛盾に満ちた国家体制を打倒するための革命運動をいう。それは、70年あたりにピークを迎えるが、やがて「よど号ハイジャック」「浅間山荘」など社会的事件をおこし、「内ゲバ」で百人をこえる死者を出すにいたって完全に挫折する。彼らは一体何を考え、何をしたのか。理論家であり、常に第一線にいた著者が、その内実を初めて解き明かす。

もっと遠くへ

(1970年代・スポーツ)

「世界の王」の自伝決定版!頑固で不器用な野球人生を支えた、父の「万事控えめに」という教えと、手を抜けない性分。不世出のスーパースターの半生に、敗戦から高度成長を遂げた昭和の日本人のひたむきさがだぶる。

山口組三代目田岡一雄自伝

(1970年代・事件)

「任侠界の巨星」これが唯一無二の記録!誰も知らない激動の昭和史の「裏側」と、戦後ニッポンの「真相」がすべてこの1冊に凝縮されている!

キャンディ-ズ

(1970年代・芸能)

感涙、デビューから解散まで撮り続けた軌跡。キャンディーズとマルベル堂。1970年代アイドル文化を象徴する両者が初めて組んだ完全保存版プロマイド全点掲載&回想録&秘話。

We areピンク・レディ-

(1970年代・芸能)

オフショットの楽しげな笑顔、ステージでの華やかな動き、大人の女性としてのセクシーなポーズ…。入浴シーンや寝室での逆立ち!? などまで、デビュー以来ふたりに密着してきた「平凡」ならではのレアショットが満載の写真集です。きらびやかなコスチューム解説や全シングル曲紹介のほか、後半ページでは、当時の平凡に掲載されたインタビューや手記などの記事もたっぷり、ファン垂涎の完全保存版です。

スロ-カ-ブを、もう一球

(1970年代・スポーツ)

たったの一球が、一瞬が、人生を変えてしまうことはあるのだろうか。一度だけ打ったホームラン、九回裏の封じ込め。「ゲーム」―なんと面白い言葉だろう。人生がゲームのようなものなのか、ゲームが人生の縮図なのか。駆け引きと疲労の中、ドラマは突然始まり、時間は濃密に急回転する。勝つ者がいれば、負ける者がいる。競技だけに邁進し、限界を超えようとするアスリートたちを活写した、不朽のスポーツ・ノンフィクション。

ゲームセンタークロニクル

(1970年代・文化)

1972~2017、激動の45年間!!ゲームセンターの過去と現在。

ホメイニ-

(1970年代・政治)

イスラームの法規と道徳を具現する社会構築をめざしたイラン革命の指導者ホメイニー。近代西欧化を是とする世界に向け、被抑圧者救済とともにイスラーム覚醒を主張した彼の思想を考察する。

ポル・ポト〈革命〉史

(1970年代・政治)

囚人1万4000人、生還者7人の監獄。無軌道に展開した強制労働、密告、そして処刑。社会基盤を破壊し全国民の4分の1を死に追いやったポル・ポト政権はいかにして「革命」を遂行したのか。20世紀最大の蛮行、その軌跡と背景を完全解読。

青木功プレッシャ-を楽しんで

(1970年代・スポーツ)

小遣い欲しさに始めたキャディーからゴルフの世界へ、ひどいフックを直すために連日1000発の練習、ニクラウスと死闘を繰り広げた全米オープン―。通算85勝、世界の青木が自らの生涯と戦いの軌跡を振り返る。

宇宙戦艦ヤマト 1

(1970年代・文化)

ガミラス軍団の侵略と戦う地球艦隊最後の一艦・宇宙戦艦ヤマトは地球を守れるか? 名作SF巨編。

殺人犯はそこにいる

(1970年代・事件)

5人の少女が姿を消した。群馬と栃木の県境、半径10キロという狭いエリアで。同一犯による連続事件ではないのか?なぜ「足利事件」だけが“解決済み”なのか?執念の取材は前代未聞の「冤罪事件」と野放しの「真犯人」、そして司法の闇を炙り出す―。新潮ドキュメント賞、日本推理作家協会賞受賞。日本中に衝撃を与え、「調査報道のバイブル」と絶賛された事件ノンフィクション。

1970年代論

(1970年代・出来事)

60年代末から赤軍派の結成に至るブント内部の党派闘争を、独立左翼の思想と運動の系譜を通して徹底批判し総括する、思想としての新左翼運動史!

1974年のサマ-クリスマス

(1970年代・芸能)

1970年代、若者に絶大な人気を誇った深夜ラジオ『パックインミュージック』。伝説のパーソナリティ・林美雄を軸に、有名無名の人間模様を描きながら70年代カルチャーの実相に迫る青春ノンフィクション。