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「ジェネレーションフェア」1970年代~2000年代を振り返る その4「2000年代」

大阪万博、よど号ハイジャック事件、沖縄返還、ロッキード事件、オイルショックの1970年代。
チェルノブイリ原発事故、グリコ・森永事件、バブル経済、ベルリンの壁が崩壊した1980年代。
バブル経済の崩壊、湾岸戦争、阪神淡路大震災、地下鉄サリン事件が起こった1990年代。
アメリカ同時多発テロ、北朝鮮拉致被害者5名の帰国、民主党政権、リーマンショックの2000年代。
政治や事件だけでなく文化や芸能やスポーツなどあらゆるジャンルから40年間を回顧します。
※過去に実店舗で開催したフェア商品を掲載しているため現在は品切の商品もございます。あらかじめご了承くださいませ。

倒壊する巨塔 上

(2000年代・政治)

ピュリツァー賞受賞作品。『ニューヨーク・タイムズ』年間最優秀図書。ビンラディン、ザワヒリなど「アルカイダ」の軌跡を丹念に追いかけて、その等身大の姿を描く。徐々に惨劇に向かって収斂していく様には、まさに戦慄を覚える。調査報道の頂点を示す傑作ノンフィクション。

倒壊する巨塔 下

(2000年代・政治)

『ニューヨーク・タイムズ』年間最優秀図書。ピュリツァー賞受賞作品。ビンラディン、ザワヒリ、FBI捜査官オニールの軌跡を丹念に追いかけて、その等身大の姿を描く。いよいよ未曾有の惨劇の当日、そして彼らが直面した運命とは?調査報道の頂点を示す傑作ノンフィクション。

オサマ・ビンラディンの生涯と聖戦

(2000年代・政治)

2011年5月2日。パキスタンの首都イスラーマーバードから、北東へ約60kmにある小都市アボタバード。町の中心から少し離れた3階建ての邸宅に、4機のヘリコプターに分乗したアメリカの特殊部隊隊員らが突入した。中にいたのは、2001年9月11日の同時多発テロを首謀したとされるオサマ・ビンラディン容疑者。アメリカが追い続けた国際テロ組織の指導者は、頭と胸を撃たれて死亡。オバマ大統領はホワイトハウスで「正義は達成された」と演説した。彼は、何者であったのか。その出生と成長、9.11テロから10年後の最期まで。足跡と発言を分析し、実像を描き出す。

小泉官邸秘録

(2000年代・政治)

世界情勢が激変する現在、内閣総理大臣に必要なものは何か?小泉内閣の首席首相秘書官を務めた飯島氏が、官邸の全てを書き尽くした名著を文庫化。なぜ郵政民営化は実現できたのか?小泉以降の総理はなぜ短期間で代わったのか?いま日本に必要なリーダーシップとチームワークのかたちが見えてくる一冊。

拉致と決断

(2000年代・政治)

恋人と語らう柏崎の浜辺で、声をかけてきた見知らぬ男。「煙草の火を貸してくれませんか」。この言葉が、“拉致”のはじまりだった―。言動・思想の自由を奪われた生活、脱出への希望と挫折、子どもについた大きな嘘…。夢と絆を断たれながらも必死で生き抜いた、北朝鮮での24年間とは。帰国から10年を経て初めて綴られた、衝撃の手記。

DAVID BECKHAM

(2000年代・スポーツ)

デイビッド・ベッカム自伝。自身が選んだ150点余りのお気に入り写真とともに、サッカーと歩んだ20年間の選手人生を振り返る。

新潟少女監禁事件

(2000年代・事件)

男はなぜ少女を拉致したのか?9年2か月にわたる監禁の全貌とその後の新事実を明かす衝撃のノンフィクション。新潟地裁から最高裁まで取材し続けた著者が、事件の経緯と男の心理を丹念に追い、監禁事件の真実を炙りだす。

ある日、わが子がモンスタ-になっていた

(2000年代・事件)

2000年5月、日本中を震撼させた「西鉄バスジャック事件」。犯人は17歳の少年。イジメ、不登校、引きこもり、家庭内暴力…。最後はモンスターと化し、無差別殺傷事件を起こすに至る。少年の心が壊れていく過程を、家族の苦悩を、いま改めて追う。

不正の迷宮三菱自動車

(2000年代・事件)

無謀な目標、開発現場の絶望。燃費改竄は起こるべくして起きた。

旧石器遺跡「捏造事件」

(2000年代・事件)

藤村新一による旧石器捏造が発覚し、10年が経とうとしている。関係者の声は聞かれず真実は闇の中である。いま明かされる真実の声。

世田谷一家殺人事件

(2000年代・事件)

犯人の指紋を著者自ら採取!2000年12月31日午前11時半前、東京都世田谷区上祖師谷3丁目で発覚した一家4人惨殺事件。沢山の証拠が残されていながら、発生から15年経った現在でも犯人は捕まっておらず、捜査は未だに続行されている。この事件をライフワークとして追い続ける著者が、海外まで追ってついに遭遇した犯人の姿とは?犯人は今どこで何をしているのか、驚きの真相が明かされる。

ユニクロ世界一をつかむ経営

(2000年代・経済)

ユニクロを擁するファーストリテイリングは、「デフレの勝ち組」から「脱・デフレの勝ち組」へと大きな転換を遂げつつある。同社経営幹部、店長から、技術者グループ「匠チーム」、戦略的パートナーである東レまで徹底取材、急成長の過程を追ったユニクロ論の決定版。

ユニクロ帝国の光と影

(2000年代・経済)

総崩れの日本企業の中で唯一気を吐くユニクロ。だがこれまで独自で柳井経営を調査したメディアはなかった―なぜ執行役員が次々と辞めていくのか?なぜ中国の協力工場について秘密にするのか?グローバルな取材で炙り出す、本当の柳井正とユニクロ。

ヒトゲノムを解読した男

(2000年代・出来事)

ベンチャー企業「セレーラ」を率い、世界中の科学者を敵にまわして、熾烈なヒトゲノム解読競争を繰り広げたクレイグ・ベンター。その桁違いの情熱と行動力は、一体どこから来るのか。重鎮ジェームズ・ワトソン、ヒトゲノム計画リーダーのフランシス・コリンズらとの確執も包み隠さず語る。今、最も熱い科学者の待望の自叙伝。

アル・ゴア未来を語る

(2000年代・出来事)

高度に発達したネットワークは市民革命をも扇動、地球資源を消費し尽くす人口増加、デジタル化される生命、世界各地で猛威を振るい、もはや待ったなしの気候変動。日本の、地球の未来を深く考えるための手引書。

隔離の記憶

(2000年代・出来事)

20年にわたりハンセン病療養所に生きる人々と関わり続けた新聞記者が、現場で心奮わせた言葉をつづったルポルタージュ。逆風とかなしみを糧にしながらも、人生を前進させてきた人々との出会いの物語。

ハリ-・ポッタ-と賢者の石 1

(2000年代・文化)

「ハリー、おまえさんは魔法使いだ」。その一言が、ありふれた日常を、宿命に操られる波乱の人生へと変えた。ホグワーツ魔法魔術学校で新たな生活を始めたハリーを次々と襲う闇の恐怖。壮大な構想のもと、個性的な登場人物が織りなす感動長編の序章。勇気と信頼と友情の物語は、ここから始まる。

ハリ-・ポッタ-と賢者の石 2

(2000年代・文化)

「賢者の石」を狙う謎の影がホグワーツに迫る。「賢者の石」とは何か。だれが石を手に入れようとしているのか。ホグワーツの教師に疑惑を持ったハリーは、ある事件をきっかけに固い友情で結ばれたロン、ハーマイオニーとともに探索に乗り出し、勇気と機知と行動力でついに闇にひそむ巨悪を追いつめる。

エンロンの衝撃

(2000年代・出来事)

エンロン、ワールドコムだけの問題ではない。米国型資本主義、欧州型資本主義、日本型資本主義の優劣の問題でもない。資本主義の根底を支える“株式会社”の危機なのである。

千と千尋の神隠し

(2000年代・文化)

神々の住む異世界に迷い込んだ少女・千尋の成長を描く2001年公開の本作は、日本映画の歴代興行収入記録第1位となり、世界各国でも大ヒットした。ベルリン国際映画祭の金熊賞や、アカデミー賞長編アニメーション映画部門賞など、国内外で数多く受賞。世界の人々を魅了した作品を、森見登美彦、荒俣宏、姜尚中らが読み解く

ムネオの遺言

(2000年代・政治)

政界からの追放、突然のガン告知、そして国策捜査による逮捕、有罪判決、服役。国家の要職を歴任し、政権与党で強烈な影響力を行使する立場から、どん底に突き落とされ、それでも這い上がってきた不屈の男。本書では、波瀾万丈の人生の節目節目に即して、自身の体験に基づく方策、教訓、勝ち抜くためのノウハウを伝授!おどろきの政界裏話も満載。地獄を見た著者が現代に迷う人々に送る、本音の人生訓!

チェチェン

(2000年代・政治)

カスピ海と黒海に挟まれ、グルジアの北に位置する小国―チェチェンは、いまだ和平への道を見出せずにいる。本書は、ロシアに侵攻された歴史とともに石油産業や宗教について解説し、紛争の本質に迫ってゆく。イスラムの聖戦にすりかえられつつある少数民族の独立運動をわかりやすく説き明かす。

前に進むチカラ

(2000年代・スポーツ)

現実を前に立ち止まっている人たちに読んで欲しい、と本書で北島選手は言います。北京五輪後、彼自身が立ち止まりました。引退か、現役続行か。その後、再び目標を定め泳ぐことを決めるまでに彼が気付いたこと、原動力になったこと、それが“7つの約束”となって著されます。北島康介はなぜ勝つのか。これにより説き明かされます。

エキストラ・イニングス

(2000年代・スポーツ)

日米で大活躍した稀代の強打者、松井秀喜。彼が出会った素晴らしき野球人たちへの思いを聡明かつ率直に語る。恩師・長嶋茂雄、大きな影響を受けた落合博満、唯一ライバルと意識した高橋由伸、メジャーでともに勝ったイチロー、D.ジーター…。そして、指導者の道を歩み始めた「ゴジラ」が監督の座に就く日はやって来るのか?

戦う理由

(2000年代・スポーツ)

五輪3連覇から“自分との戦い”へ―戦い続けた男が辿りついた“戦うこと”の意味とは?とことんまで戦い抜いたという事実が、明日の自分の背中を押す力になる!

超巨大地震がやってきた

(2000年代・出来事)

強く、潔く

(2000年代・スポーツ)

わたしも変わることができたのだから、「変われる強さ」はきっと誰にでもある。最愛の父の死を乗り越え、前人未到の記録を打ち立て続ける「強さ」の源はどこにあるのか?「努力」「根性」では語りきれない思い。レスリング選手として、一人の女性として、これが吉田沙保里の生き方。

吉田沙保里強さのキセキ

(2000年代・スポーツ)

最強女王を追った足掛け5年の取材がここに。「情熱大陸」MBS、「グラジオラスの轍」フジテレビなど、スポーツドキュメント番組を作り続ける著者が女王の強さの秘密に迫る。

青いバラ

(2000年代・出来事)

「青いバラ」という不可能を実現させようとする人間の飽くなき創造への欲求と、バラという美の存在に魅了され、心酔し、これを庇護するロマンの軌跡。バラと人間、科学、それぞれの存在の相克をたどるノンフィクション。

堤義明闇の帝国

(2000年代・経済)

2004年、長きにわたって西武グループに君臨してきた帝王・堤義明がすべての役職から辞任することを発表、帝国の崩壊が始まる。この辞任劇の引き金となった西武グループの暗部「借名株」問題は、創業者・堤康次郎が事業を急成長させたGHQ統治時代にまで遡る。草創期を支えた中嶋忠三郎・元コクド顧問弁護士の遺した数々の証書類によって明かされる西武帝国の闇の支配構造とは―。西武グループの「血脈と株支配」を追い続けた執念の取材が、警視庁を動かし、帝王を追い詰める。カリスマ経営者の裏の顔を白日の下にさらし、日本企業の抱える影を浮き彫りにした衝撃のノンフィクション。

今、改めて「自衛隊のイラク派兵差止訴訟」判決文を読む

(2000年代・政治)

気鋭の弁護士、川口創が中心となり「イラク派兵」問題をめぐって起こした「自衛隊のイラク派兵差止訴訟」裁判に対して、名古屋高等裁判所が言い渡した歴史的な「違憲」判決。「平和的生存権」をめぐるこの画期的な判決文は、年を重ねるごとにその重みを増している。原告のひとり、大塚英志を聞き手とした判決文全文の徹底レクチャーから、この国の未来が今こそ見えてくる!

策謀家チェイニ-

(2000年代・政治)

政治手法を熟知し、道を阻む法慣例や人物をドラマティックなまでに次々と排除していくチェイニー。そして、意外にしたたかなブッシュ。9.11のその時、二人が何をしたか?国内盗聴、拷問容認…アメリカが一歩踏み出してしまった舞台裏。ピュリツァー賞受賞連載の書籍化。

最高の涙

(2000年代・スポーツ)

涙の米ツアー初優勝を経て、2010年は10月時点ですでに年間5勝、世界ランク1位にもなった宮里藍。一時はゴルフをやめたいとすら思った長いスランプを彼女はどう乗り越えたのか。華やかな女子アナの座を捨て5年間密着取材した著者は、宮里の知られざる苦悩を共有、葛藤を繰り返しながらともに成長してきた。感動秘話でつづる世界一への軌跡。

世界の中心で、愛をさけぶ

(2000年代・文化)

「ぼくにとってアキのいない世界はまったくの未知で、そんなものが存在するのかどうかさえわからないんだ」「大丈夫よ。わたしがいなくなっても世界はありつづけるわ」朔太郎とアキが出会ったのは、中学2年生の時。落ち葉の匂いのファーストキス、無人島でのふたりきりの一夜、そしてアキの発病、入院。日に日に弱っていくアキをただ見守るしかない朔太郎は、彼女の17歳の誕生日に、アキが修学旅行で行けなかったオーストラリアへ一緒に行こうと決意するが。好きな人を失うことは、なぜ辛いのか。321万部空前のベストセラー。

消えゆく同潤会アパ-トメント

(2000年代・出来事)

表参道のシンボル・青山アパートメント、「東洋一」と謳われた江戸川アパートメント…今はもうない同潤会アパートの数々、憧れのモダン・ライフを見に行こう。永久保存版。

オバマ演説集

(2000年代・政治)


バラク・オバマの名をアメリカ中に知らしめた2004年の民主党全国大会の演説から、2009年の大統領就任演説、核兵器廃絶を訴えたプラハ演説、そしてノーベル平和賞受賞演説までの10本を収録したオバマ演説集の決定版。人種の壁を乗り越え初の黒人大統領となったオバマは、いかなる価値に基づき、どのような世界を目指しているのか。

蹴りたい背中

(2000年代・文化)

“この、もの哀しく丸まった、無防備な背中を蹴りたい”長谷川初実は、陸上部の高校1年生。ある日、オリチャンというモデルの熱狂的ファンであるにな川から、彼の部屋に招待されるが…クラスの余り者同士の奇妙な関係を描き、文学史上の事件となった127万部のベストセラー。史上最年少19歳での芥川賞受賞作。

蛇にピアス

(2000年代・文化)

「スプリットタンって知ってる?」そう言って、男は蛇のように二つに割れた舌を出した―。その男アマと同棲しながらサディストの彫り師シバとも関係をもつルイ。彼女は自らも舌にピアスを入れ、刺青を彫り、「身体改造」にはまっていく。痛みと快楽、暴力と死、激しい愛と絶望。今を生きる者たちの生の本質を鮮烈に描き、すばる文学賞と芥川賞を受賞した、金原ひとみの衝撃のデビュー作。

リーマン・ショック・コンフィデンシャル 上

(2000年代・経済)

みずからの利益か、世界金融システム破綻の回避か?迫り来る未曾有の危機に際して、リーマン・ブラザーズCEO、ポールソン財務長官、バーナンキFRB議長、ガイトナーNY連銀総裁、ウォーレン・バフェット、そして巨万の富を稼ぐウォール街のトップは、何を考え、何を語り、いかに行動したか?気鋭のジャーナリストが抉りだすリーマン・ショックのセンセーショナルな内幕。800‐CEO‐READビジネス書大賞受賞作。

リーマン・ショック・コンフィデンシャル 下

(2000年代・経済)

目前に迫ったリーマンの破綻。救済なくば、他の巨大金融機関、さらには世界経済の破綻も避けられない。だが、ポールソン財務長官はウォール街の全CEOを招集して、こう告げた。「政府は公的資金を注入しない。身内で救済案をまとめよ」ライバルを助けろという異例の命令に、CEOたちは渋々と資金供出を決めるのだが。『フィナンシャル・タイムズ』紙の年間ベスト・ビジネスブックに選出。金融ノンフィクションの傑作。

リ-マン・ショック5年目の真実

(2000年代・経済)

今明かされる大破綻劇の舞台裏。世界を揺るがした混沌を再現する!

ライブドア監査人の告白

(2000年代・経済)

真実を知ったときは、手遅れだった。当事者である会計士が、粉飾の経緯とカラクリ、そして監査制度の限界を告白。

懸け橋 上

(2000年代・政治)

ピュリツァー賞作家渾身の書き下ろし!アフリカン・アメリカン出身の大統領の来歴を、『モハメド・アリ』の著者が手練れの技で、建国以来のブラック・ポリティクスに位置づける。

懸け橋 下

(2000年代・政治)

米ジャーナリズムの旗手、堂々たる傑作!血の日曜日事件、ジョンソン大統領の決意、そしてキング牧師の涙―公民権運動から半世紀。人種に揺れる「アメリカの心の歌」。

派遣村

(2000年代・出来事)

2008年12月31日から翌年1月5日の間に東京・日比谷公園内に開設された「年越し派遣村」。そこには、雇用情勢の悪化で職を追われ住処を失い「生存」を脅かされている多くの人たちが集まった。かつてない注目を集めた「派遣村」。なぜ必要とされたのか。どのように実現されたのか。そして、何を問いかけているのか。運営の当事者から研究者まで、様々な立場から、「派遣村」が投げかけた問いに応答する。

なぜ福知山線脱線事故は起こったのか

(2000年代・事件)

原因は旧式ATSでも急カーブでもなかった。新聞・テレビではわからなかったことが、本書で明らかに。

滅亡へのカウント・ダウン 上

(2000年代・出来事)

温暖化や資源の枯渇、そして生物多様性の喪失―これらの現象の根にあるのは我々自身の「人口問題」だ。『人類が消えた世界』で知られる環境ジャーナリストが、人類の存続を脅かすこの最大の難問に挑む。人口過剰により貧困層を生み出したイスラエル、一人っ子政策が限界を迎えた中国、避妊具の推奨により安定した出生率を達成したタイなど、世界20カ国以上で取材。我々が直面する現実に迫る、衝撃のノンフィクション。

滅亡へのカウント・ダウン 下

(2000年代・出来事)

いま、世界では人口爆発による問題が深刻化している。イギリスでは移民の激増により人種排斥が起きている。パキスタンでは職がない若者たちによる暴動が跡を絶たない。インドでは井戸が枯渇し乳幼児死亡率が増加中だ。一方、他国に先駆け人口減少社会を迎えた日本に、著者は可能性を見出す。人類は成長に依存しない経済システムを設計できるのか?精緻な調査と大胆な構想力で、将来を展望する予言の書。

偽装

(2000年代・事件)

この冤罪がマンションを狭く高額にした!2005年11月に発覚した「耐震偽装マンション・ホテル」事件―本書で当事者が告白する真相は、テレビや新聞の報道とあまりにもかけ離れている。しかも警察や検察、報道機関が犯した数々の失態の責任はすべてうやむやにされたままだ。

タイ混迷からの脱出

(2000年代・政治)

騒乱、洪水、政変のすべてを取材した特派員、渾身のルポ!

きれいになるハ-ブ

(2000年代・芸能)

ハーバルセラピストの資格を取得したモデル・蛯原友里による、日本でもっとも美しく実用的なハーブの本。ハーブティ、ハーブを使った料理、インテリアや暮らしの提案を、素敵なビジュアルと基礎知識とともに紹介。

モデル失格

(2000年代・芸能)

女性ファッション誌『AneCan』のトップモデル・押切もえ。現在、雑誌のみならずテレビ番組やCMなど活躍の場を広げている彼女ですが、そこに至るまでには、実はたくさんの挫折や苦労がありました。モデルとしてのコンプレックス、不遇の時代、絶頂期の事故…決して順風満帆とは言えない半生を振り返りつつ、どんなときも努力をおこたらない、あきらめない姿勢の秘密=「HAPPYの見つけ方」に迫ります。「“生きる姿勢”ひとつで、人は誰でも幸せになれる!」渾身のメッセージを込めた、押切もえ初の書き下ろしです。

決断力。

(2000年代・政治)

人間・教育・成長とは何か?東国原英夫が赤裸々に明かすその人生のメッセージとは。

石川遼自伝僕の歩いてきた道

(2000年代・スポーツ)

初の自伝。初めてクラブを握った記憶から両親の指導と献身、15歳での初優勝、マスターズ出場の思い出、理想の女性像まで語り尽くす。

エアバスA380まるごと解説

(2000年代・経済)

オール2階建ての巨人、世界最大の旅客機、「エアバスA380」。こんな現実離れした旅客機が、2007年10月25日、ついに商業運航を開始した。A380を開発当初から追いかけ、記念すべき世界初の商業運航便に招待された著者が、機体やキャビンの構造と開発、そして就航までを、写真と図版を使って詳しく解説。

工場萌えF

(2000年代・出来事)

世界遺産「フェルクリンゲン製鉄所」を含む、撮り下ろし77枚+機能美のひみつがわかる解説+全国鑑賞スポットガイド。家で、外で、工場を楽しみたい全国の工場好きさんへ捧ぐ、“工場萌え”最先端。

千の風になって

(2000年代・文化)

大切な人を亡くした時、読みつがれてきた一篇の詩がある。グラウンドゼロの追悼集会、女優マリリン・モンローの二十五回忌など、欧米では悲しみの中に必ず語られる「千の風」。この作者不明の詩を芥川賞作家・新井満が翻訳、美しい写真と共に世に贈る永遠の写真詩集。

ルポ橋下徹

(2000年代・政治)

至近距離で見続けた全記録「橋下政治」とは、何だったのか?政治生命をかけた大阪都構想が住民投票で否決され、橋下徹大阪市長は政界引退を表明した。日本第2の都市・大阪の政治行政を席巻し、国政をも巻き込んだ「風雲児」は何と闘い続けたのか。地元大阪と各界のキーマンを徹底的に取材。政治家・橋下徹の実像と「橋下政治」の深淵に迫る。

秋葉原事件

(2000年代・事件)

2008年6月、秋葉原で死傷者17名を出す無差別殺傷事件が発生。「派遣切り」「ネット掲示板」という事件にまつわる言葉と、加害者・加藤智大に対する高い共感が衝撃を与えた。彼の人生を追うことで、日本人が対峙すべき現代社会の病巣を暴くノンフィクション。

ジョナサン・アイブ

(2000年代・経済)

スティーブ・ジョブズが1997年にアップルにCEOとして復帰後、彼は社内で数百のスケッチやプロトタイプに囲まれた若いイギリス人のデザイナーと出会った。のちにジョブズは、そのデザイナーがアップルを復活させられる人物だと悟る。その人物が、ジョナサン・アイブだった。ジョナサン・アイブはジョブズとともに、iMac、iPod、iPad、iPhoneなど時代のアイコンとなるテクノロジー製品を次々と作りあげた。さらには、ロイヤリティの高いファンを育て、アップルを世界的なブランドにした。ジョナサン・アイブという賢く控え目ながら、デザインに取りつかれた人物、その大胆さと影響力で僕らの生き方を間違いなく変えた人物を紹介しよう。

スティ-ブ・ジョブズ 1

(2000年代・経済)

未来を創った、今世紀を代表する経営者スティーブ・ジョブズのすべてを描き切った文字どおり、最初で最後の一冊!!本書を読まずして、アップルもITも経営も、そして、未来も語ることはできない。アップル創設の経緯から、iPhone iPadの誕生秘話、そして引退まで、スティーブ・ジョブズ自身がすべてを明らかに。本人が取材に全面協力したからこそ書けた、唯一無二の記録。伝説のプレゼンテーションから、経営の極意まで、ジョブズの思考がたっぷり詰まった内容。ビジネス書、経営書としても他の類書を圧倒する内容。

スティ-ブ・ジョブズ 2

(2000年代・経済)

約3年にわたり、のべ数十時間にもおよぶ徹底した本人や家族へのインタビュー。未公開の家族写真なども世界初公開。ライバルだったビル・ゲイツをはじめ、アル・ゴア、ルパート・マードック、スティーブ・ウォズニアック、そして後継者のティム・クック……世界的に著名なジョブズの関係者百数十名へのインタビュー、コメントも豊富に。まさに超豪華な評伝。

ウサイン・ボルト自伝

(2000年代・スポーツ)

俺は生きるレジェンドだ!100メートル9秒58(世界記録)、オリンピック3種目連覇、世界陸上200メートル3連覇―数々の偉業を成し遂げてきたスプリンターがはじめて明かす驚きのライフ・ストーリー。

情熱力。

(2000年代・スポーツ)

幼少からの情熱を支えた多くの仲間、師、家族。世界の頂点に立った熱いメッセージとは。日本中の感動が今ここによみがえる。

蟹工船・党生活者

(2000年代・文化)

海軍の保護のもとオホーツク海で操業する蟹工船は、乗員たちに過酷な労働を強いて暴利を貪っていた。“国策”の名によってすべての人権を剥奪された未組織労働者のストライキを扱い、帝国主義日本の一断面を抉る「蟹工船」。近代的軍需工場の計画的な争議を、地下生活者としての体験を通して描いた「党生活者」。29歳の若さで虐殺された著者の、日本プロレタリア文学を代表する名作2編。

新型インフルエンザ本当の姿

(2000年代・出来事)

2009年春に世界中を震撼させるパンデミック(世界的流行)をひき起こした豚由来の新型インフルエンザウイルスは、実は四つの異なるウイルスの遺伝子が混じり合って誕生したものだった。インフルエンザウイルスは有史以来人類の脅威となってきたが、その複雑な誕生システムについては意外に知られていない。強毒化も懸念されるインフルエンザウイルスはどのようにして生まれどのようなメカニズムで変異していくのか。ウイルス研究の世界的権威が、対策も含めて新型インフルエンザウイルスのすべてを明らかにする。

なぜGMは転落したのか

(2000年代・経済)

世界一の自動車メーカーとして君臨し、優秀企業の代名詞だったGM(ゼネラル・モーターズ)は、なぜ経営危機に陥ったのか?その最大の元凶は、巨額の会社負担を伴う手厚い企業年金制度である。半世紀にわたる経営者、労働組合、政府の無策と妥協によって膨れ上がった退職者へのコスト―年金や医療費の支払いは、会社の利益を食い尽くし、債務超過へと転落させたのだった。そして同様の現象が今、優良企業や地方自治体を次々に破産させている…。全米屈指の金融ジャーナリストが、「アメリカ経済のブラックホール」と呼ばれる年金問題を切り口として、世界経済を揺るがすビッグスリー救済問題の背景を解説。年金基金の運用悪化に直面する日本の企業に貴重な教訓を与える注目作。

マイケル・ジャクソン人生を賭けた2秒間

(2000年代・芸能)

厳しさを増す、声変わりしたマイケルへの業界の評価。すべてを打開するために、マイケルは大きな賭けに出る。切り札「ムーンウォーク」誕生の舞台裏に、徹底取材と数々のスクープで迫る!

機長、究極の決断

(2000年代・出来事)

2009年1月15日、ニューヨークのラガーディア空港を離陸して上昇中にカナダガンの群れに衝突、両エンジンが破壊されマンハッタン島西側のハドソン川に緊急着水したUSエア1549便の航空事故は、乗員乗客全員が助かったことから「ハドソン川の奇跡」と呼ばれた。エンジン停止から不時着までわずか3分28秒、機長はこの絶体絶命の危機でどう決断したのか?一人の機長の使命感、人生観、そして完璧な仕事を語る一冊。

トムラウシ山遭難はなぜ起きたのか

(2000年代・出来事)

2009年7月16日、大雪山系・トムラウシ山で18人のツアー登山者のうち8人が死亡するという夏山登山史上最悪の遭難事故が起きた。暴風雨に打たれ、力尽きて次々と倒れていく登山者、統制がとれず必死の下山を試みる登山者で、現場は修羅の様相を呈していた。1年の時を経て、同行ガイドの1人が初めて事故について証言。夏山でも発症する低体温症の恐怖が明らかにされ、世間を騒然とさせたトムラウシ山遭難の真相に迫る。

意志道拓

(2000年代・スポーツ)

臆病だからこそ、強くなれる。デビューから挫折を繰り返してきた、雑草人生を今、赤裸々に語る。WBC世界バンタム級チャンピオンの、逆境にへこたれない生き方。

ピアニスト辻井伸行奇跡の音色

(2000年代・文化)

第13回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールで「奇跡の音色」と賞賛された辻井の美しい音色はいかにして生まれたのか。その誕生秘話を初公開!辻井が小学校1年生から高校3年生までの12年間、ピアノを教えた恩師・川上と辻井の感動の物語。

おくりびと

(2000年代・文化)

ご遺体を棺に納める納棺師を主人公に、人びとの最後の別れを笑いと涙とペーソスで描いた感動映画ノベライズ。

つみきのいえ

(2000年代・文化)

ほとんどの建物が水没した土地で暮らす老人。ある日落とし物を探しに海に潜ると…。米国アカデミー賞短編アニメーション部門受賞、フランス・アヌシー国際アニメーション映画祭最高賞をはじめ数々の賞を獲得した名作アニメを監督自身が描き下ろし絵本化。

ダ・ヴィンチ・コ-ド 上

(2000年代・文化)

ルーヴル美術館のソニエール館長が異様な死体で発見された。死体はグランド・ギャラリーに、ダ・ヴィンチの最も有名な素描“ウィトルウィウス的人体図”を模した形で横たわっていた。殺害当夜、館長と会う約束をしていたハーヴァード大学教授ラングドンは、警察より捜査協力を求められる。現場に駆けつけた館長の孫娘で暗号解読官であるソフィーは、一目で祖父が自分にしか分からない暗号を残していることに気付く…。

ダ・ヴィンチ・コ-ド 中

(2000年代・文化)

館長が死の直前に残したメッセージには、ラングドンの名前が含まれていた。彼は真っ先に疑われるが、彼が犯人ではないと確信するソフィーの機知により苦境を脱し、二人は館長の残した暗号の解読に取りかかる。フィボナッチ数列、黄金比、アナグラム…数々の象徴の群れに紛れたメッセージを、追っ手を振り払いながら解き進む二人は、新たな協力者を得る。宗教史学者にして爵位を持つ、イギリス人のティービングだった。

ダ・ヴィンチ・コ-ド 下

(2000年代・文化)

ティービング邸で暗号解読の末、彼らが辿り着いたのは、ダ・ヴィンチが英知の限りを尽くしてメッセージを描き込んだ“最後の晩餐”だった。そしてついに、幾世紀も絵の中に秘され続けてきた驚愕の事実が、全貌を現した!祖父の秘密とその真実をようやく理解したソフィーは、二人と共に、最後の鍵を解くため、イギリスへ飛ぶ―。キリスト教の根幹を揺るがし、ヨーロッパの歴史を塗り替えた世紀の大問題作。

相撲よ!

(2000年代・スポーツ)

双葉山との夢の中での対戦。天皇陛下からのお言葉。モンゴルの英雄である父。蒙古斑と誕生の秘密。“力士スカウト・ツアー”で来日。相撲部屋からは注目されず。国技の伝統を守ること。大相撲問題からの教訓―。相撲史上初、現役横綱の語り下ろし

空に向かって

(2000年代・スポーツ)

2度目の世界選手権優勝を果たしたフィギュアスケーター安藤美姫。世界初の女子4回転ジャンパーが、栄光と苦難のスケート人生を初めて振り返る。トリノ五輪後のバッシング、相次ぐケガに泣かされ、不本意な棄権に一度は引退を考えながらも、新しいコーチの下でスケートの芸術性に目覚めた安藤選手。アスリート、そして表現者として変貌を遂げた彼女の、世界女王へと至る復活までの軌跡。

浅田真央age 15-17

(2000年代・スポーツ)

超一流の技術と可憐にして繊細な表現力。天才と呼ばれた少女は世界のトップアスリートへと成長し、その可能性は未だとどまるところをしらない。いち早く浅田真央の才能と魅力に着目していた著者は、長きにわたる取材を試み、温かな視線で真央を見つめつづける。精緻な文章と貴重な写真で、青春の日々を綴った傑作ノンフィクション。

ファストファッション

(2000年代・経済)

格安ファッションのスピード生産・大量流通の裏には何があるのか。わたしたちの果てしない物欲が生みだす、いびつな実態とは。驚くべき消費社会の最前線に身一つで迫ったルポルタージュ。

戦争広告代理店

(2000年代・政治)

「情報を制する国が勝つ」とはどういうことか。世界中に衝撃を与え、セルビア非難に向かわせた「民族浄化」報道は、実はアメリカの凄腕PRマンの情報操作によるものだった。国際世論をつくり、誘導する情報戦の実態を圧倒的迫力で描き、講談社ノンフィクション賞・新潮ドキュメント賞をW受賞した傑作。

終わらぬ「民族浄化」セルビア・モンテネグロ

(2000年代・政治)

1999年のNATO軍の空爆により、コソボ紛争は公式には「終結」したことになっている。しかし現地では、セルビア系の民間人が3千人規模で行方不明になるなど、空爆前とは違った形で「民族浄化」が続き、住民たちは想像を絶する人権侵害の危機にさらされている。また、空爆による劣化ウラン弾の被害は甚大で、すべての回収には100年を要するという。本書は、空爆終了後六年間にわたって現地に通い続けた唯一のジャーナリストが、9・11やイラク戦争の開始以降ほとんど報道が途絶えてしまったセルビア・モンテネグロの現状を告発した、渾身のルポルタージュである。

よみがえるケイブンシャの大百科 伝説の90~2000年代バイブル

(2000年代・文化)

スーパーマリオ、平成版ゴジラ、デジモン、仮面ライダークウガ、SDガンダム、戦隊シリーズ、宜保愛子、Jリーグ、ミニ四駆、カードダス…前作に続いて平成期350冊を一挙紹介。ついに大百科の全貌が明らかになる!!あのトラウマ漫画「蝉を食べた少年」も完全再録!!

気まぐれコンセプト

(2000年代・文化)

連載開始から35年間のベストセレクション その時代の最先端の流行を、4コマギャグ漫画で紹介してきた『気まぐれコンセプト』。スピリッツの35年の歩みと時をほぼ同じくして、休み無く週刊連載を続けてきた本作の集大成版! 2015年のリニューアルまでの、第1シーズンのネタを選り抜きで収めた一冊です。1981年~2015年にかけての漫画作品のほか、各年流行したエンタメ情報や、その年のベストCMを記事で紹介します! さらに、「最新広告用語辞典」も収録する豪華仕様。1981年~2015年に青春時代があった世代の人々にとって、「心のアルバム」となる一冊です!