掲載日:2022年4月3日
4回に渡りご紹介いたします「お客様推薦本フェア」
今回は『とにかくオススメ!』編です。
書店に勤めている私達にとっては、とても新鮮な選書です。ぜひ御覧ください。
本フェアは2022年5月8日まで神保町本店1階で開催しております。
神保町本店は2022年5月8日で一時閉店いたしますが
これからも、本というバトンをつなぎ続けます!
「闇祓」 辻村深月
人間関係の怖い話をホラーにした上で名前を付けた辻村深月先生に脱帽。
「ファイブスタ-物語リブ-ト」永野護
センス。
「ようこそ「料理が苦痛」な人の料理教室へ」 本多理恵子
下手とか嫌いとかのレベルではない、料理をすることが「苦痛」な方への救済の1冊。
「エルサレム」ゴンサロ・M.タヴァレス 木下眞穂
救いのない深夜のように重く暗く、それでいてどこか夜明けのように軽くさわやかな、不思議な余韻が残る。
「もしも徳川家康が総理大臣になったら」眞邊明人
家康だけでなく、他の偉人が出てきて、その人の特徴が出ていてとても面白かったです。
「やさしいライオン」やなせたかし
大人になった今でも読むたびに泣きそうになってしまいます。
「ピダハン」ダニエル・L.エヴェレット 屋代通子
語学の学習に疲れ、ふと言語習得理論について考えたりしたときに読んでください。
「愛するということ」エーリッヒ・フロム 鈴木晶
人を愛するには「技術」が必要なんですって。感情だけでは足りない所を論理的に教えてくれました。
「やがて秋茄子へと到る」堂園昌彦
空気の澄んだ冬の曇天から射す日差しのような温かさ。
たっぷりと余白のある版組みが歌との程よい距離感を演出している。
「じんかん」今村翔吾
謎の多い松永久秀の出自、出世を丁寧に描いている。空白を埋める創造力に脱帽。漫画版の「カンギバンカ」もおすすめ。
「漫画家しながらツアーナースしています。」明 坂本昌彦
看護師で漫画家の作者のエッセイ。同僚に布教したい!
「さようならアルルカン/白い少女たち」氷室冴子
自分らしく生きようとする少女たちの成長物語。時代は変わっても永遠に共感できると思います。
「ワ-ルドトリガ-」葦原大介
全員魅力的。全員カッコイイ。
「葬送のフリーレン」山田鐘人 アベツカサ
特に1巻がおすすめ(だそうです)。
「重版出来!」松田奈緒子
今の仕事を選んだ理由や、仕事で嬉しかったこと、小さな幸せを思い出した。
「古くてあたらしい仕事」島田潤一郎
とことん誠実に本を愛している人がいます。ひとり出版社「夏葉社」を経営する島田さんです。自分と自分の大切な人のために働いている人が確かにこの本の向こうにいる。それだけのことの、なんと幸せなことでしょうか。
「あれはだれの歌」やなせたかし
大切な人に贈りたくなるうつくしい絵と詩の絵本。
「にげてさがして」ヨシタケシンスケ
子どもたち皆に読んで欲しい。
「いつかたどりつく空の下」八幡橙
葬儀社で働き6年になる睦綾乃。仕事をしながら変わっていく姿が無理なく自然に描かれている。
「あたしンちベスト」けらえいこ
読む年齢によって、感情移入するキャラが変わります。