掲載日:2022年4月5日
4回に渡りご紹介いたします「お客様推薦本フェア」
今回は『最近読んで良かった!』編です。
コロナ禍で色々と考える事もあったここ最近で、悩んだ挙句に手に取った1冊なのだと想像します。
本フェアは2022年5月8日まで神保町本店1階で開催しております。
神保町本店は2022年5月8日で一時閉店いたしますが
これからも、本というバトンをつなぎ続けます!
「遅番にやらせとけ 書店員の逆襲」キタハラ 山本さほ
とにかくうまい。
※遅番さんは貴重な人材です。いつもありがとうございます(担当:O)。
「本好きの下剋上」香月美夜
細かな設定やストーリー展開などは、往年のファンタジーに引けを取らず面白く読めました。
※本好きのための、本好きに捧ぐ、ビブリア・ファンタジーです(担当:O)
「私たちにはことばが必要だ」イ・ミンギョン すんみ
全女性に宛てられた手紙のような本。男性にも読んで欲しいです。
※今まさにタイムリーな1冊ですよね(担当:O)
「あなたのための短歌集」木下龍也
誰かのために作られた歌が、「わたしのための」、「あなたのための」短歌になっていく。
※界隈で超話題の1冊です。担当も購入しました(担当:O)
「ディディの傘」ファン・ジョンウン 斎藤真理子
この国に生きる若者として、無力感に似た諦めを感じることが多々ありますが、そんな時、静かに、熱のある筆致で語りかけてくれた本です。
※2014年4月16日に起きた「セウォル号沈没事故」を題材とした作品です(担当:O)
「日没」桐野夏生
「良い本」と「悪い本」をジャッジする権利なんて読者になくて、そこにあるのは好みだけなはずでは?と作者に問われている気分になる本でした。
※本好きとして、まさに仰る通り!(担当:O)
「伝わる英語表現法」長部三郎
英語表現の知識の「絡まり」がスルッと解ける本。読書猿さんも絶賛、大人の英語勉強法で伸び悩んでいる方へ。
※「訳す」のではなく「伝える」ですね!(担当:O)
「おべんとうの時間がきらいだった」阿部直美
クッキングパパの作者、”うえやまとち先生”がお薦めです。
※お弁当って親子のコミュニケーションですよね(担当:O)
「ソール・ライターのすべて」ソ-ル・ライタ-
今年に入ってカメラに興味を持ったことから知ったソール・ライター。一つ一つの写真が愛おしい。
※83歳にして「衝撃の世界デビュー」を飾った写真家です(担当:O)
「タイタン」野崎まど
AIモノでこうきたか!アニメ映画化希望します。
※当然「ツインエンジン」制作ですね!(担当:O)
「鬼と踊る」三田三郎
明日やろう!の積み重ね。見て見ぬふりしたいけど目に入る堕落を31文字で心が軽くなるような表現をしている。
※三省堂書店では「短歌」が一大ブームです。いつかPOPも短歌で書いてみたい(担当:O)
「僕のヒーローアカデミア」堀越耕平
人生のバイブル。
※「無個性」と言われる主人公のデクに親近感を感じてしまう(担当:O)
「自転しながら公転する」山本文緒
経験したことないことなのに全てに共感しました。このまま進んでもいいのか不安な恋愛を読み進めるのが辛い。
※でも色々な恋をして人は強くなれるのだと私は思います(担当:何様のO)
「焼餃子」蜂須賀敬明
陸軍中尉のグンゾーは、夢の中で餃子に出逢う。その味を忘れられずひたすらに探求を続ける。多くの人物に出会い、その人生に影響を与えていく。読んでから数ヵ月は、週に一回は餃子を食べたくなる魔の本。
※「孤独のグルメ」の”大陸版”といったら怒られそうですかね(担当:O)
「木曜殺人クラブ」リチャード・オスマン 羽田詩津子
こんな老婆に私はなりたい。
※このコミュニティ、日本でも流行りそうな気がします(担当:O)
「傲慢と善良」辻村深月
子どものためと言いながら自分の理想を押し付けていないか、何度も自問自答しながら読みました。
※これから「婚活」しようとする人にオススメです。責任は持てません(担当:O)
「四分の一世界旅行記」石川宗生
中国から始まり、パキスタン、キルギス・・・セルビアを約半年を綴った周遊記(「四分の一」ってどれほど!?と。)
※「深夜特急」好きの方、手に取ってみてください(担当:O)
「感応グラン=ギニョル」空木春宵
著者処女作。華麗な文体とミステリやSF要素が混ぜ合わさった力作。
※「グラン=ギニョル」って言葉、私も前から気になっていました。パリに実在した「残虐な」見世物小屋のことらしいです(担当:O)
「おだまり、ローズ」ロジーナ・ハリソン 新井雅代
勇敢な女性による、どこまでも痛快な冒険譚。
※英国貴族の生活も垣間見えます(担当:O)