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『本みくじ』第2弾⑤

2/11-5/8まで三省堂書店神保町本店の閉店企画として開催しておりました、中身がわからない本をくじで引いて選んで頂く「本みくじ」フェアの全商品リストをご紹介いたします。

第2弾(4/9~5/8 1Fにて展開)のテーマは、

『お客様&従業員による2021年に読んで面白かった本』

実はこうして見ると、2021年に発刊した本は少ないのです。

いわゆる「良い本」と呼ばれている作品は、ずっと語り継がれているのですね。

また、昔入手して寝かせておいた本を開くタイミングが、たまたまその時だったのかも知れません。

本との思いがけない出会いをお楽しみ下さい。

↓ 画像をクリックすると、現在営業中の三省堂書店神保町本店仮店舗の在庫状況がわかります。

No.56「モンテーニュ」宮下志朗

ふつうのことばで綴られた書物。
(コメント・お客様)

No.57「モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語」内田洋子

北イタリア、トスカーナの山奥に、かつて籠いっぱいの本…つまり“文化”を届け歩いた行商人たちがいました。
(コメント・海老名店スタッフT)

No.58「幽落町おばけ駄菓子屋」蒼月海里

一冊がそこまで厚くなく、スラスラと読めるので、普段読書しない方でも読みやすいと思います。また、物語もとても面白く、物語の世界に惹き込まれます。ホラー文庫から出版されているものの、ホラーが苦手な私でも読むことができるくらいです。いい意味でホラー感があまりありません。ほっこりする場面のほうが多いです。
(コメント・お客様)

No.59「ゆんでめて」畠中恵

それは神様・運命のいたずらか。角をどっちで曲がるかという、ほんの些細な判断によって、未来はここまで大きく変わる。それがいいものか悪いものかそれはわからない。だからこそ自分で選択できるときは、どんな結果になっても後悔しないようにしたいものですね。
(注)これはしゃばけシリーズの第9作目です。
(コメント・神保町本店スタッフN)

No.60「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」町田そのこ

深い悲しみや苦しみを知る人こそ、
真の優しさを知るのだと思いました。
(コメント・お客様)

No.61「四畳半神話大系」森見登美彦

だれもが夢見るバラ色のキャンパスライフをまったく送っていない大学生が巻き起こす様々な事件の数々。出会った人によってここまで日々が変わるのか。迷い込んだ並行世界でも変わらず、繰り広げられるおかしくて、ちょっと青春な物語。アニメ化されているので、そちらもぜひ!
(コメント・神保町本店スタッフN)

No.62「ランチ酒」原田ひ香

ひとを「見守る」のが仕事。そんな彼女の楽しみはランチタイムとセットのお酒。切ないお話が多いのですが、美味しそうなごはんとお酒のシーンにほろっときます。実際にあるお店ばかりで行ってみたくなります。
(コメント・神保町本店スタッフ匿名希望)

No.63「料理の四面体」玉村豊男

調理についての考察本。読み終われば、もれなく誰でも料理が出来る気になっています。
家族のため、自分のため、日々作っているその料理、この1冊で楽しくしてほしい。
(コメント・東京駅一番街店 K店長

No.64「るきさん」高野文子

この本を通勤用のバッグと非常用袋に入れて本棚にはA5版を入れています。何がそんなに気に入っているのかと聞かれると難しいのですが、この本にはあこがれが詰まっていることは確かです。
(コメント・神保町本店2階スタッフK)

No.65「レプリカたちの夜」一條次郎

ユーモアと不条理に塗れた物語のなかで、理性と自我の洞察が差し込まれる。その温度差に情緒が揺さぶられました。訳が分からなくなる一歩手前で掴まれ続け、久々に徹夜して読んだ本です。
(コメント・神保町本店スタッフS)

No.66「論語」加地伸行

2021年大河ドラマでも注目された『論語』。昔から日本人に親しまれてきたが、これが難解なため挫折しがち。そんな『論語』を短く、けれどもそのエッセンスは逃さず、分かりやすく解説してくれている1冊。古典の入門書としておすすめです。
(コメント・神保町本店2階スタッフN)