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本日のおすすめ古書
水原秋桜子・石塚友二ほかの俳句短冊

掲載日:2017年12月16日

[Books, 三省堂古書館]

柴漬や里輪のけぶりいと遠く
作者 水原秋桜子
価格 \20,000
在庫 1点
書店より 柴漬(ふしづけ)~魚を獲る仕掛け。柴の束の中に迷い込んだ小魚を獲る。
句集『葛飾』以来の秋桜子の世界。里輪の暮らしと自然がゆったりと表現されている。

 

遊船の誰が小扇ぞ波にぬれ
作者 水原秋桜子
価格 \16,000
在庫 1点

 

年わすれ舞妓と假のめをと仲
作者 水原秋桜子
価格 \18,000
在庫 1点
書店より 忘年会で隣に座った舞妓と夫婦を演じ、興じた一句。
座興で詠んだ句なのかも。秋桜子には珍しい俳諧味たっぷりの句。

 

遠き沼光れり寒くなりにけり
作者 中嶋鬼谷
価格 \10,000
在庫 1点

 

花季の冷え森閑と上り竈
作者 石塚友二
価格 \10,000
在庫 1点

 

聖麻利亜五月の法衣脱ぎ給へ
作者 石塚友二
価格 \10,000
在庫 1点

 

  秋日早や起き伏す山に照り疲れ
作者 瀧春一
価格 \10,000
在庫 1点

 

冬ばらの月夜となりし垣根かな
作者 深川正一郎
価格 \10,000
在庫 1点

 

 

木蓮の崩るる宵のただならず
作者 金尾梅の門
価格 \10,000
在庫 1点
書店より 金尾梅の門。明治33年生。薬の行商を経て富山薬学専門学校に勤務。大須賀乙字、臼田亜浪に師事。昭和22年、『古志』を創刊・主宰。各種歳時記に多くの名句を残す。
山本健吉はその特徴を「こまやかで滲み透るようなリリシズム」であるとした。

 

君が筆噛むせつなさや春しぐれ
作者 金尾梅の門
価格 \10,000
在庫 1点

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