掲載日:2021年12月19日
[ワンダ?ワンダ!]
レイモンド・チャンドラーはアメリカの小説家で、ハードボイルド探偵小説を生み出した作家の1人とされています。彼が生み出した主人公フィリップ・マーロウはハードボイルド系私立探偵の代名詞です。フィリップ・マーロウには名言がいくつもあるのですが、私が好きなのは「プレイバック」での「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」でしょうか。本作は「長いお別れ」として清水俊二さんが翻訳したものが長い間流通していましたが、2003年に「ライ麦畑でつかまえて」で親しまれてきたサリンジャーの長編を「キャッチャー・イン・ザ・ライ」として新訳して以降の村上春樹さんのアメリカ文学新訳により、「ロング・グッドバイ」として2007年に刊行されました。旧訳の「長いお別れ」」には「ギムレットには早すぎる」「さよならをいうのはわずかのあいだ死ぬことだ」という名言が収められていますが、村上さんが翻訳した本書ではどのように訳されているか興味津々です。
営業推進部R.S.
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スタッフの読後コメント
村上春樹が翻訳するハードボイルド小説の決定版です。
経堂店S
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