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「病んだ言葉 癒やす言葉 生きる言葉」 阿部公彦著 青土社(2022年2月1日~3月15日展示)

読めば「言葉」が好きになる。 謎だらけの入試政策、「論理国語」の迷走、英語ぺらぺら信仰、英語スピード信仰……言葉はどうなるのか。鷗外、漱石、太宰、西脇……喧嘩や胃弱、事務処理、「がっかり」、突然の豹変やケアから読み取る文学者たちの息づかい。言葉を読むとは何か。言葉を使うとは何か。言葉を学ぶとは何か。そして、言葉を守るとは何か。英文学教授が、文学作品から言語教育まで、渾身の力を込めて綴った一冊。

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