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「読書からはじまる」 長田弘著

掲載日:2022年2月3日

[知の旅へ]

長田弘さんは詩人ですがエッセイや評論の他に児童文学や翻訳まで手掛けていました。本書は「本を読むと何が得か」とか「読書は素晴らしい」といった「読書本」とは一線を画していて、本とは何か、読書とは何かという根本や本質を考えます。「自分の心のなかに失いたくない言葉の蓄え場所をつくりだすのが、読書です」など心に響く文章が多く、本との関係をもう一度ゆっくり考えるいい機会になると思います。

営業推進部R.S.


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スタッフの読後コメント
読まない本にこそ言葉のゆたかさがある。と著者は説きます。ただそこにある本が、たったひとつの活字から想像の扉をひらくと。

成城店S.S.

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