掲載日:2022年2月16日
[ワンダ?ワンダ!]
本書では中編1話と短編12話と様々な角度からガルシア・マルケスを堪能することができます。緻密な構成、豊かな語彙と表現は、読み手を飽きさせることを知りません。「予告された殺人の記録」はマジックリアリズムはやや薄味でひたすら淡々と過去に起こった事実が記され「予告された殺人」がルポルタージュ風に描かれます。どの話もその発想力には脱帽するしかなく、読者は誰も見たことのない世界へ、領域へ連れていかれます。ノーベル文学賞受賞作家による物語の力は尋常ではありません。
営業推進部R.S.
スタッフの読後コメント
不条理、所謂”バッドエンド”と呼ばれるような話が多くただ幸せな世界に没頭したい方にはあまりお薦めできない。しかし世の中は華々とした人生を謳歌するだけではないのだとこの一冊で思議してみるのも良いと思う。
経堂店N
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本を読んでいる時にページをめくる手が止まらなくなり最後まで読まないと気が済まなくなったことはありませんか?謎解きや笑いや冒険など驚きに満ちた本がたくさんあります。手に汗握って息をのみ徹夜してしまうこともあるかもしれません。そんなワクワクやドキドキをお届けするのが「ワンダ?ワンダ!」レーベルです。
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